古材販売・買取


佐藤材木店の古材販売・買取

古材とは

古材とは、実際に古い木造建築物を解体することで得られる、再利用可能な木製建材のことです。

戦前、建材はその地で採れた良質の木材が使われてきました。

しかし戦後の建設ブームで、安い強制乾燥材や海外の安価な木材が多く使われるように変化しました。

長い時間を掛けて自然乾燥した国産の木材はほとんど使われなくなったのです。

そのため、古材は昭和25年(1950年)以前に建てられた建築物に用いられた木材というラインが定められています。


古材を使うメリット

何故古材を使うのか?

築年数を経た古民家を再利用した飲食店、宿泊施設等がメディアに取り上げられるのを目にしたことはありませんか?

木材の特に古材の年月を経た経年美が落ち着いた居心地の良い空間を与えてくれるようです。

その反面、国土交通省のデータによると日本の住宅寿命は20-30年と短命です。

木造住宅が解体され、使われていた木材は全て廃棄されます。

しかし使われていた木材は果たして寿命を全うしているのか?

木造住宅に使われる木材は60年以上育った物が使われますが

伐採後、木は最低成長年数、丁寧に使うと3倍、つまり180年はもつといわれています。

商売として木材を販売し、解体し新しい家が建つと沢山の木材が使われますが

ある時、「このままで良いのか?」と考えるようになりました。

幸いなことに戦後、焼け野原になった日本に「子孫の為に」と植栽が行われ、程よく成長した木材が育っています。

しかしそれに甘えて現在のスクラップ*ビルドを繰り返す事は決して良くないと気づきました。


古材の大量在庫と安定供給を実現

グループで展示会に出展しました。

定期的に、グループにて会議も行い

常に情報交換、スキルアップに勤めています。

古材の安定供給 仲間との出会い

古材を扱おう!数年前から独自に集め始めました。

幸いな事に共感して頂く方々に支えられ少しづつ古材は集まりましたが、安定供給していくのは難しい状態でした。

「やはり難しいのか?」そんな折全国で同じような想いを持つ仲間に出会いました。

偶然にも年も同世代で同じような考えを持つ材木屋の2,3代目の仲間達でした。

話はスムーズに進み、単店では難しかった古材の確保をお互いの手持ちの古材を共有在庫として譲り合うシステムの確立。

さらに海外の古材も輸入して扱えるようになりました。

海外では古材を店舗や住宅に使うのは当たり前で格好良い!COOLな事なのです。

日本でも、戦前は古材を使う事は当たり前でした。


古材の現物や使用イメージが湧く展示ショールーム

古材を使って施工したものが実際にどのようになるか、なかなかイメージができないかもしれません。

佐藤木材店には古材の現物や使用イメージが湧く展示ショールームがあり、お客様と実物の古材を見ながら打ち合わせをすることも可能です。


古材を購入したい、売りたい方

佐藤木材店は、収集した古材の販売及び買取を行っております。

 

 

*古材を購入したい方へのご案内 

 

 古材の販売は柱一本、板一枚からも購入出来ます。(古材詳細ページ)

購入したい物が分からない場合は先ずは、貴方が古材を使って実現したい

事を教えて下さい。

それに併せたご提案をします。

尚価格に関しては一部記載物もありますが、他はオープン価格となります。

これは古材の特性になりますが、古材は全て一点物です。

その為、全て長さ巾厚み表情が違います。

価格に関しては、現物を確認しながら都度お問い合わせ下さい。

 

 

 

*買取り希望の方へのご案内

古材を売りたい方は、まず解体前に現地調査をさせて頂いたうえで、解体及び買取費用を含めた提案をさせて頂きます。

※解体業者は、当社指定の解体業者に限らせて頂きます。

※宗像市から車で1時間圏内に限らせて頂きます。 

また、既に古材として大切に保管されている方もご相談下さい。

 電話でのお問合せ tel:0940-32-3416

 

メールでのお問合せ 古材日和グループお問合せフォームよりお願いします。

古材買取りのお問い合わせ、非常に多く頂いております。

弊社の取り組みが評価されていると感じていますが、その一方で買取りにて解体費用が全て賄われるのでは?

というお問い合わせも多いです。

弊社の買取りはまだ再利用の価値がある木材を活用したいという思いで始めました。

買取りした木材は、解体に伴い汚れ、割れ、釘などが残るためクリーニング作業を行い

再販売には手間暇がかかっています。

 

それでも古材の販売価格はより広く使って頂く価格に設定しなければいけません。

 

 

提供頂くオーナー様の意向を踏まえて出来る限り高く購入したいところですが、上記の事情も踏まえて

何卒ご理解のほどお願いいたします。